料理長が語る、産院で届ける一流の味と、若手が圧倒的に成長できる自由な厨房環境

【プロフィール】 鈴木 料理長 有名レストランやベルギー大使館など第一線で活躍。厨房設備のない一般家庭でフランス料理のフルコースを振る舞う企画など、多彩な現場を経験。現在は東京バースクリニックの料理長として、患者様に寄り添ったこだわりの食事を提供している。

Q1. レストランやホテルなどの飲食業界から、なぜ「産院の料理長」への転職を決意し、当院の求人に応募されたのですか?

これまで私は、著名なレストランや大使館、手元を見られながら調理する鉄板焼きの現場など、さまざまな場所で調理スタッフとしてのキャリアを積んできました。次のステップへの転職を考えていた際に出会ったのが、当院の求人でした。

驚いたのは、採用試験の課題が「フォアグラと伊勢海老を使ったコース料理を構成せよ」というものだったことです。「産院でありながら、ここまで料理のクオリティに高い水準を求めているのか」と、そのこだわりに大きな面白みと可能性を感じました。ここなら、これまでの経験を活かしながら新しい挑戦ができると直感し、料理長としての入職を決意しました。

Q2. 産院での「お祝い膳」や「産後食」におけるこだわりと、仕事のやりがいを教えてください。

当院でご提供している「お祝い膳」は、レストラン価格に換算すると数万円相当の非常に豪華な内容です。新鮮な生きた伊勢海老やフォアグラを使い、一流レストランのフルコースと変わらない精度とこだわりを持って作っています。また、朝昼晩の「産後食(通常食)」に関しても、7月であればアユのコンポート(コンフィ)を取り入れるなど、季節感を大切にした御膳を提供しています。

当院の魅力は、院長先生から「自由にやっていい」と裁量を任されている点です。大枠の原価ルールはありますが、ガチガチに決まったフォーマットがないため、自分のアイデアを活かした柔軟なメニュー開発や食材のチャレンジが可能です。

出産という人生の大仕事を終えられたお母様方にとって、日々の食事は一番の楽しみと言っても過言ではありません。お出しした料理が「美味しかった」と喜ばれること、そしてご褒美としての食事を通じて笑顔になっていただけることが、料理人として何よりのやりがいに繋がっています。

Q3. 医療機関の厨房で働く魅力や、これから応募を考えている方へのメッセージをお願いします。

大規模なホテルやレストランのような分業制とは違い、当院の職場はスタッフ同士の距離が非常に近いのが特徴です。厨房には元独立パティシエも一緒に立っているため、洋食の技術だけでなく、デザートの高度な技術も間近で見て学ぶことができます。決まりきったルールに縛られず、原価管理も含めた厨房業務の全体に携われる環境は、特に若い調理師の方にとって大きな成長の場になるはずです。

現在、さらなるクオリティ向上と提供体制の強化を目指し、新たなメンバーの採用を進めています。

私たちが働く厨房は決して広い空間ではないため、最も重視しているのは「協調性」と「向上心」の2点です。これまでの経験の有無よりも、素直に学ぶ姿勢がある方を歓迎します。私自身、入職された方には一から丁寧に指導するつもりです。自分の料理で人を幸せにしたい方、高い技術を学びながら自由な環境で腕を振るいたい方にとって、これ以上ない働きやすさが整っています。皆様からのご応募を、心よりお待ちしています。

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